前置き
2026/08に楽天市場で97,199円で購入
数年前にVenu sqシリーズの購入を検討したことが何度かあったものの購入に至らなかったが、いつの間にかVenu X1というのが出てたことを知りとりあえず購入。用途は日常的なもので、単なる時間確認やスマホの通知の確認、ヘルスケア関係の測定のみである。何かスポーツアクティビティがあるわけではない。

Venuシリーズについて
GARMINの多彩なスマートウォッチのうち、Venuシリーズは汎用的な立ち位置
GarminはGPS機器やセンサーを展開するメーカーであり、スマートウォッチでは汎用的なものからランニングやゴルフといった特定のアクティビティに特化したものなど、数多くのモデルを展開している。中でもVenuは汎用的なシリーズで、円形のVenuとスクエア型のVenu sqとXなどと細かく分かれている。
内容物一覧

外観まわり
スクエア型でモダンな印象ながら、細部にギア感を取り入れたデザイン
Venu sqと似たスクエア型のデザインで、Garmin製品の中では最大の2インチ型(448×486)ディスプレイを備える。ケース部の素材はFRP(繊維強化プラスチック)だが、裏面はチタンとのこと。所々に朱色が入ることで、アクセントカラーとして際立っている。
バンドはナイロン製で僅かに伸縮するマジックテープ式のものがデフォルトで装着されている。




各側面
G-SHOCKを連想させるような、角ばったデザインの2ボタン
右側面に角ばったプッシュ式のボタンが2つあり、りゅうずを模したようなダイヤル式のものはない。マニュアルによると朱色の印がある方がSTARTボタン、もう一方がBACKボタンらしい。前面にはLEDライトの照射口を備える。




寸法
幅約4.2cm(ボタン未押下)、縦約4.6cm(ラグ除く)、厚さ約8.2mm、センサー部厚さ約10mm




重量
デフォルトのバンド装着で39g、本体のみ33g。いずれも1g単位計測。


操作感
レスポンスや操作時の引っ掛かり感、カクつきが気になる
特にハードなアクティビティを想定するなら、安全性の観点から視線を時計に向ける時間は最小限であるべきと考えているため、自分的にはバッテリー持ちを犠牲にしてでも改善してほしい所である。この価格なら設定でパフォーマンスモードを実装して、好みで変更できるようにしてほしいぐらいだ。
例えばカーナビのレスポンスが悪いと、操作時に視線をカーナビに向ける時間が長くなってしまい、脇見を誘発して危険が伴うのと同じ考えだ。
以下、Venu X1より半年以上前に発売され1/10以下の値段で購入したXiaomi REDMI Watch 5 liteとの比較である。決してXiaomiを推しているわけでも何でもないが、この観点においてはREDMI Watch 5 liteの圧勝だと断言できる。
どう感じるかは個人差があるため、店頭などで触って気にならなければOK
ディスプレイ点灯まで
Venu X1はディスプレイ消灯から時間をあけてからの点灯が遅い。細かい条件は不明だが10分程度あけると遅くなることは確かだった。一方で、消灯してから時間をあけなかった場合の点灯はほんの僅かに速い。消灯時にバッテリー消費を極限まで抑えているせいか、そこからの復帰にもたついていると推測する。
以下は左側の比較が消灯直後の点灯で、右側の比較が消灯して時間をあけてからの点灯の検証動画だ。右側のX1に時間差があることが分かる。
また、動画ではタップによる点灯で比較しているがジェスチャーによる点灯においても同じ結果だった。
※両者充電90%以上 & バッテリー節約モードoff & 画面保護フィルム等なしで比較
メニュー展開
次は、スワイプした時のメニュー展開を比較。
そもそも展開するメニューの内容が違うため対等な比較ではないことは承知の上だが、時間差があることは明らかだ。
ディスプレイ点灯の時と同じく、Venu X1の方は時間を置いてからのメニュー展開が遅れる傾向。
※両者充電90%以上 & バッテリー節約モードoff & 画面保護フィルム等なしで比較
リフレッシュレート
時計の文字盤を見る分には何の問題もないが、スワイプした時のメニュー展開やスクロール時のヌルヌル感がない。以下動画は通知バーを展開したときのものである。分かりづらければ、再生速度を落として見ていただきたい。
パソコンモニタのリフレッシュレートを120hz以上経験した後に、60hzを見たような感覚である。
※両者充電90%以上 & バッテリー節約モードoff & 画面保護フィルム等なしで比較
ウォッチフェイス
自作も可能なウォッチフェイス
自分的にはシンプルで日時が確認できればいいため、プリインストールの中では以下の2つがお気に入り。
プリインストールされていなければ、後述のアプリ「Garmin ConnectIQ」で、第三者が作成したウォッチフェイスのインストールが可能だ。
他にも、同アプリ内にFaceItというApple Watchで言うところのFacerにあたる機能があり、背景やレイアウトを自由に設定して自分のウォッチフェイスを作成することが可能だ。


バッテリー持ち
自分の用途ではカタログスペック以上のバッテリー持ち
設定や使用の程度によるが、自分の用途だとカタログスペックより持った。メーカ仕様によると、スマートウォッチモードで「約8日間」とのことだが、満タンから使って7日後に残31%だった。ズボラな自分にとっては非常に満足できるバッテリー持ちである。

充電・データ転送の端子
Garminのスマートウォッチで採用されている4ピン端子から充電
充電は裏面のデータ転送兼用の4ピン端子からのみで、ワイヤレス充電には対応していない。また、マグネットがないため吸い付くようなこともなく、しっかりと差し込む必要がある。少し面倒な気もするが、バッテリー持ちの良さによる充電頻度の少なさと相殺できる。
もし、4ピンのケーブルをわざわざ持ち運ぶことが煩わしいなら、type-c→4pinの変換アダプタが多数売っているためそれで対応しよう。

アプリ「Garmin Connect」と「Garmin ConnectIQ」
Android、iOS両者対応。基本的な設定はConnectで完結できる。追加でアプリやウォッチフェイスを取得したり、FaceItでウォッチフェイスを作成するならConnectIQのほうを使用する。




ANT+対応のケイデンスセンサーで屋内バイクを試す
ANT+対応の各種センサーと連携可能
Venu X1を含め、GarminのスマートウォッチのほとんどはANT+という無線通信規格をサポートしている。これは今のところApple Watchでも採用されていないため、Garminスマートウォッチを選択する理由の1つとして有力なものだ。
元々はケイデンスセンサーは持っていなかったが試してみたくなり、Brytonのケイデンスセンサー「Bryton Smart Cadence sensor」を3,000円弱で購入。今回は屋内バイクで試してみる。
ケイデンスとは自転車の1分あたりのペダルの回転数を示す。ケイデンスは心拍数のようにスマートウォッチ単体では検知することができないため、このセンサーが取得したケイデンスをX1に連携させることで、より詳細なワークアウトを記録することができる。
X1とセンサーをペアリング設定&センサーをクランクに装着
設定→ワイヤレス接続→センサーで、周辺のセンサーを検索。検索結果にでてきたセンサーを登録し、クランクにセンサーを装着したら、準備完了だ。


ペダルをこいでケイデンスを確認
デフォルトのワークアウトの画面ではケイデンスが表示されなかったため、ケイデンスが表示されるように設定を変えた。そしてペダルを漕ぎ始めると、ケイデンスを確認することができた。
もちろん、アプリGarmin Connectのワークアウトの記録でグラフで時系列に確認することも可能だ。今回はケイデンスセンサーのためケイデンスしか取得できないが、アクティビティに応じたセンサーを用意することで、各種指標をワークアウトに記録することができるようだ。


LEDライト
専用の照射口から白色4段階、赤色1段階の計5モードで点灯
デフォルト設定だと、右側面のBACKボタン長押しでLEDライトが点灯する。スマートウォッチでよく採用されているディスプレイを点灯させてライトにする方式ではなく、上部側面の専用照射口から点灯する方式だ。これにより、照射しながら他の操作を行うことが可能だ。
明るさの程度に関してはメーカ仕様に何ルーメンなのか記載がなかったため不明だが、最大照度ならディスプレイより明るいことは間違いない。夜のアクティビティや緊急時には役に立ちそうだ。点滅させる設定はなく常時点灯のみとなる。平面方向の照射角は平面的に見て180度まではいかないが割と広めだと思う。


防水
日常用途では心配無用な防水性能
5ATM(水深50m相当の静止水圧に耐えられる)の防水性能を備える。水泳やシュノーケリング用途にも適切な防水性能であるとメーカーのWebページに記載されている。洗い物やお風呂などの常識の範囲の使用なら心配無用だ。

わずかに気になった言語表現
気になったのは極一部のみであり、通常使用上は全く問題ない
気になったのが、初期設定時の言語選択時の確認画面の「日本語?」というテキストである。これが安い中華ガジェットによくある雑な翻訳を彷彿とさせるのである。初っ端でこれを見てしまったため、メニューの表示が不安になったが後は問題なかった。
価格が2~3万円なら仕方ないで済ませられるが、10万円近くするVenuシリーズのフラグシップモデルのため、もう少し自然にしてほしいところである。
言語ファイルレベルの軽微な問題と思われるため今後のアップデートに期待と言いたいところだが、このテキストは初回起動時の言語設定時にしか表示されない。メニューから言語を再設定した時は確認ダイアログが表示されない仕様のようだった。

付属品
USB c-4ピンケーブルは端子先端で55cm弱


デフォルトで装着されていた24mm幅ナイロンバンド

サードパーティ製バンドに交換
バンドはクイックリリース方式で24mm幅
クイックリリース採用により、ツマミを引けば手軽にバンドを取り外すことができる。
本体を水洗いして拭き上げるだけで手入れを済ませたいのと、色をグレーにしたかったためAmazonでWOCCIのシリコン24mm幅バンドに交換。だいたいこんなイメージ。



