前置き
2026/04に楽天市場で17,800円で購入
元々は乾電池式である下位モデルKone Airに興味があったが、調べているうちに同系列でボタン数が多い当モデルに興味がわいたため購入。
仕様変更について(※2026/11追記)
2026/11に別マウスのレビュー作成時に、比較用として挙げるために再度調べたところ、仕様が変わっていることが分かったため、分かる範囲で変更点を追記
いずれも公式記載のもののため、本レビュー内の実測値とは異なるところがある。ロゴやエンブレムだけでなく、サイズと重量が若干かわっているようだった。100g超えているやないかい・・・
自分が見たかぎりだとセンサーまわり(Owl-Eye 19K 光学センサー、50g加速、DPI50~19,000)は変わっていなさそうだったが、気になるようであれば今一度確認していただきたい。
| 旧仕様(本レビューのもの) | 現行仕様 | |
|---|---|---|
| 名前 | Turtle Beach Kone XP Air | ROCCAT Kone XP Air |
| 長さmm | 126 | 126 |
| 幅mm | 72 | 76 |
| 高さmm | 40 | 40 |
| 重さg | 99 | 104 |
| ロゴ(ホイール横) | 「TURTLE BEACH」と記載 | 「ROCCAT」と記載 |
| エンブレム(本体) | ヤシの木のエンブレム | ROCCATのエンブレム |
| エンブレム(充電ドック) | ヤシの木のエンブレム | ROCCATのエンブレム |
内容物一覧
付属品詳細は後述(当記事内)

本体・外観回り
全体的に少し薄っぺらそうなプラスチック素材で覆われているが、本体の軽さやバックライトを透過を実現させるための選択であると思われる。
親指側の側面上部に2列x2段の4ボタン、その下部に1ボタンを備える。側面2~3ボタンじゃ物足りないが、MMO用の12ボタンだと多すぎる人にとっては、その空白を埋めてくれる良い存在ではないだろうか。
自分は以前LogicoolのG604を愛用していたことがあり、側面に6ボタンあったのが使い勝手が良かったため、側面に5~6ボタンあることが気に入っているポイントである。
また、後述のEasy Shift機能によって、論理的な割り当て数を物理的なボタン数以上に多くすることも可能だ。

右ボタン表面にシルバーの文字で「TURTLE BEACH」の文字が入っているが、ボタン部は光らないこともあり主張しないロゴだ。ホイールはラバー仕上げで滑り止めのグリップ仕上げが施されている。

裏面
接続方式は(2.4GHz無線・Bluetooth・有線)に対応
3点トグル式の電源スイッチ(2.4GHz-OFF-BT)、ペアリングボタン、充電ドック差し込み端子とレシーバ差込口を備える。マウスソールは白色で初期状態では青い保護フィルムが貼られていた。
シリアルナンバーや各種認証マークが記載されている部分はシールではなく、ピアノブラック調のプラスチックのプレート(?)に印字されたようなものだったため、剥がれてくる心配はなさそうだ。


寸法
長さ約12.5cm、横幅約7.7cm、厚さ約3.9cm。
微妙な角度の振り具合で変化するため、参考程度に。
※木材をかましている場合は、あらかじめその分を引いて計測している。



重量
無線&並程度のサイズ&多ボタン&バックライトで100g切り
重量は1g単位計測で98gだった。メーカー公称値で約99g記載だったため、100g切りは間違いないようだ。さらに、計測時は本体裏面のマウスソールの保護シールを剥がしていなかったため、剥がすともう1g程度は軽くなるかもしれない。Airの名を冠するだけのことはあると思った。
機能をさらに切り捨ててでも、さらなる軽さを求めるのであれば40~50gのゲーミングマウスは多数存在するため、そこは棲み分けだ。

高さ(充電ドック込)
充電ドックに差し込んだ状態では、ホイール部分が最も高くなり9.5cm弱
実際にドックに置く動作空間も考慮すれば、高さは15~20cmは必要だろうか?設置場所に限りがあり、モニタの下など高さに懸念がある場合は要検討だ。ただし、充電ドックを利用せず直接本体のUSB-CコネクタにUSBケーブルを差し込むことで充電も可能だ。

vs G502X LIGHTSPEED
ワイヤレス・ゲーミング・大きさ・形状・ボタン数・価格帯の観点から、今自分が持っている中ではLogicoolのG502X LIGHTSPEEDが近しい(以下、G502Xと記載)と思ったため、外観やクリック感等を比較してみた。いずれの写真も左がG502X、右がKone XP Airである。






持ちやすさ
素の状態だと、個人的にはG502Xの方がわずかに持ちやすい
マウス持ち上げ派の自分にとっては、形状と素材的な理由でG502Xの方がわずかに持ちやすいと感じた。右側面の形状がG502Xの方が張り出しがあるのと、その部分の仕上げがG502Xがラバー状なのに対して、KONE XP Airはプラスチックため僅かにすべるためだ。
以下の画像は厚さ1cmの平角材をマウス右側からあてたときの写真で、手前がKONE XP Airで奥がG502X。G502Xの方が上部が角材の上まで張り出していることがわかる。この張り出しは、マウス持ち上げ派にとってはものすごく重要なのだ。
ただし、張り出しの有無が製品の良し悪しを表す訳ではなく個人の持ち方や好みの問題のため、気になる場合は店頭などで事前に確認しておくべきだ。

グリップで持ち上げやすいように改善可能
XP Airの右側面にマウスグリップを貼り付けることで持ち上げづらさが改善した。これで薬指との間に摩擦が生じるためだ。また、最終的には親指側の側面の空いた部分にも同じようにグリップを貼ることで一気に使いやすくなった。
また、グリップが劣化してしまったとしてもピンポイントで貼り替えすればいいだけのため、マウス本体の加水分解を心配しなくていいというメリットもある。

クリック感
全ボタンがクリッキー仕様
ゲーミング用のせいか、主ボタン&サイドボタンいずれもクリッキータイプのため、静かなオフィスや公共の場での使用は控えた方がよさそうだ。主ボタンはG502Xの主ボタンとは少し違う種類の音で、サイドボタンはG502Xのそれと同じような音である。
バックライト
マウス内部まで浮かび上がるような奥行感のあるバックライト
TURTLE BEACHのヤシの木(?)のエンブレムの背後から、マウス内部に向かって奥行を感じるバックライトが特徴だ。そしてホイールの側面のLEDチューブが通っている部分も点灯し、なかなかの存在感を放っている。点灯パターンや色は後述の設定アプリswarm2で設定できる。


充電まわり
USBケーブルを直接本体のUSB-c端子に接続するか、付属の充電ドックにマウスを載せると充電される。充電ドックにはマグネットのように吸い付くことはないが、本体裏の窪みがガイドのように機能し、おおよその位置でも刺さるよう設計されている。充電ドックの裏面の滑り止めとその重心の低さにより、マウスを雑に載せてもガタついたり位置が大きくズレることはなかった。
また、充電が開始されるとホイールのすぐ下にあるインジケーターが緑色、残量によっては黄色や赤色に点灯するため、バックライトOFFでも充電開始されたかどうかは一目で分かる。


残量が10%未満になればインジケーターが、約15秒ごとに3回ゆっくりと赤色点滅する。赤色の閾値が10%未満というのは後述の設定アプリswarm2のバックライト設定における、「バッテリー残量表示」と同じ閾値になっている。しかし、同設定の黄色の閾値10~50%未満における黄色点灯は、インジケーターには点灯されないようだった。

設定アプリ Swarm 2
設定はSwarm2というアプリを使用
プロファイル管理画面
マウス本体に保存できるオンボードプロファイルは5つまで。それ以上管理したい場合はPC側に保存しておき、本体に登録されているプロファイルと入れ替えて管理することになる。各プロファイルはdatファイルにインポート・エクスポートできるため、他人への共有も容易だ。

基本項目設定画面
登録しておけるDPIは5パターンまで。常に一定(1パターンのみ)でいい場合は他4パターンを無効にできる。

ボタン割り当て画面
Easy ShiftはLogicoolのGシリーズでいうところのGShiftと同等の機能
Easy Shiftは、設定したボタンが修飾キーとして機能することで、修飾キー+他キーの組み合わせで別の機能を定義できるようになり、機能割り当て数を論理的に約2倍にすることができる。Easy Shiftに割り当てられたボタンを押下している間、それ以外のボタンがPrimaryではなくEasy Shiftに割り当てられた機能が実行される。


ボタン割り当て画面(マクロ)
マクロ設定はデフォルトで有名ゲーム多数とフォトショ、OfficeやWindowsの基本操作のものが組み込まれていた。もちろん新規に記録することも可能だ。
デフォルト登録済みタイトル一覧(OCR結果を貼り付けただけのためスペルミスの可能性あり)
- Anno 2070
- Battlefield 3
- Battlefield 4
- Bioshock 2
- Borderlands 2
- C&C3
- Civilization 5
- Counter Strike 1.6
- Counter-Strike: Global Offensive
- Counter Strike Source
- Dota 2
- Dragon Age
- Elder Scrolls V: Skyrim
- League of Legends
- Left4Dead
- Lineage 2
- Mass Effect 2
- Minecraft
- Modern Warfare 2
- Neverwinter
- Path of Exile
- Sims 3
- War Thunder
- World of Tanks
- World of Warcraft
- World of Warplanes
- Office Functions
- Photoshop
- Skype
- Team Speak 3
- Windows Functions
- Tom Clancy’s The Division
- PUBG
- Grand Theft Auto V
- Overwatch
- Tom Clancy’s Rainbow Six Siege
- Warframe
- Fortnite
- Battlefield V
- Call of Duty Black Ops 4
- Call of Duty: WMII
- Valorant

バックライト設定画面
バックライトは設定項目によって明るさ,速度だけ調整できるものや、色指定できるものがある。バッテリ残量表示だけが調整不可であり、緑色(100~50%)→黄色(50~10%)→赤(10%未満)固定とのこと。また、充電ドック自体のバックライト設定はおそらく変更不可(軽く触った感じ見当たらなかった)

付属品
充電ドックは平面的には約5.8cm角。背面のUSB-c端子がホスト側接続、前面がデバイス側接続となる。前面のUSB-aはおそらくレシーバ差込を想定しているため、辛うじてデータ転送が可能だ。したがって、USBレシーバをPC本体に挿し、背面USB-cをPCに接続していれば、前面のUSB-a端子はUSBメモリ等を挿して使用できる。








レシーバ記載のシリーズは名「KONE XP」となっておりAirの記載はなかった。共通のものが使用されているからだろうか?

USBケーブルはコード部分がナイロン製でやわらかく取り回ししやすいものが採用されている。
折り返しでの雑計測だが、USB端子の先端で約188cmでコード部で約180cmだった。


