経緯
2024/07に新品で購入し、2年弱メイン端末として使用していたが6月某日、枕元に置いて寝て朝起きたら電源OFF&起動しなくなっていた。
前日はアップデートやアプリの新規インストールはしていなかった上、気になるような前兆もなかった。
購入直後のベンチ以外で高負荷はかけず、夜間はバッテリセーブモードに設定。リフレッシュレートも制限し、ゲームはしない。長く使うために特にバッテリには配慮していたこともあり、劣化も一切感じていなかったのだ。
ところが充電すらできなくなっていたため、嫌な予感。文鎮化で悪名高かったZenfone8とは違い、9・10での文鎮化は聞いてない。本体自体はまだいいとして、他媒体に同期していなかった写真データは復元したい。
切り分け
切り分けのために以下手順を試し、とりあえず給電が一切できないことだけ分かった。

他に思い当たる節がなく、寝ぼけて夜間に何らかのアップデートを実行し、途中に何らかの原因で落ちたぐらいしか思いつかなかった。しかし給電自体ができない事実から、ソフトウェアブリックとは考えづらい。
給電端子そのものが死んでいるのであれば、残存バッテリーで起動するはずであり、USBとQi両方からの給電が同時に絶たれているのがどうも怪しい。
修理
1. バッテリ交換
切り分け結果からバッテリが原因とは考えづらいが、何かの間違いで起動してくれないかと、神頼みで互換バッテリを4,000円ぐらいで注文。背面パネルを剥がして確認してみたが、素人目線では破損や膨張はなかった。とりあえず交換してみたが、やはり変わらず。




2. 修理業者依頼
基板の問題が確定したため、基板修理を承っている業者にTELし事前確認の上、店頭に持ち込んで依頼することにした。
6日後、修理不可との連絡。原因は不明だが、とりあえずCPUには通電していないとのこと。もし復旧できていたら約5万円払う予定だったが、修理不可だったことにより請求は点検費用の4千円弱だった。

3. メーカー修理
公式の修理依頼フォームから入力し、修理可能かどうかを問い合わせた。
自力で互換バッテリ交換しているため断られるかと思ったが、普通に引き受けてくれた。
数日後メールで返答。メインボード故障&交換により見積総額は98,000円。しかもメインボード交換ということは、オンボードのストレージも交換になるため、データを失うことを意味する。

故障したメインボードも一緒に返してくれるのか聞いたところOKとのことだったので、悩んだ末この見積で修理していただいた。同梱されていた修理報告書を見る限り、原因は「鉄板欠損」と記載。いや、それって・・・。
とりあえず、これでメーカー修理された健全(?)なZenfone10と、データが取り残されている故障メインボードが手元に揃った。さて、これからどうしようか・・・

今後の対策と端末構成
写真は定期的に外付SSDかNAS等へバックアップする。クラウドストレージサービスには渡さない。通信や料金の問題ではなく、SaaSに全てを常に握られている状態そのものが心理的に嫌なのである。ベンダーの匙加減でどうにでもできるからだ。そして、スマホの構成を以下の通り変更する。
| メイン機 | サブ機 | |
|---|---|---|
| 故障前構成 | Android(Zenfone10) | iOS(iPhone 12mini) |
| 暫定構成(今ここ) | iOS(iPhone 12mini) | Android(Zenfone7) |
| 恒久構成 | iOS(未定だが気になるのはAir) | Android(未定) |
とりあえず暫定構は手持ちの端末で何とかするが、恒久的にメイン機をAndroidからiOSにする。個人的なイメージだが、通常使用上の文鎮化はiPhoneのほうが少ないイメージのため。加えて、メイン機としては少し使いづらそうなユニークな機種をサブ機のAndroidにしたほうが合理的だと思った。
余談だが、故障前構成はとても気に入っていた。2台合わせても、公式重量で172g+133g=305gという軽量でありながら、5G・技適合法・Felica・Qi・クロスプラットフォームを目指した構成だったのだ。まぁ、これはminiの133gが強すぎた。

Zenfoneを振り返る
Zenfoneシリーズは5(A500KL)→2Laser→6→7→10と、計5機をメイン機として愛用していた。ちょうど買っていなかった3~5(ZE620KL)あたりの時期がZenfoneの全盛期だった印象だが、自分としては6~7のフリップカメラ路線が好きだった。(※8flipは未購入)

フリップカメラは、普段は背面に格納されているメインカメラが必要なときだけ立ち上がり、インカメとして機能するものだった。
この恩恵でディスプレイにインカメ用のエリアを確保する必要がなくなり、ノッチやパンチホール、DIのようにディスプレイを欠くものがなく、文字通り完全なフルスクリーンを実現していた。また、回転を途中で止めることもできるため、スマホ背面を対象物に向けずに前方を撮影することも可能だった。(※決して悪用目的ではない)
ただし、モーター搭載による大型化や故障の懸念、平置きしたときに物理的にインカメが立ち上げられないというデメリットもあったが、これらのデメリットを覆せるほどのユニーク性が気に入っていたのだ。


Zenfone11ultra・12ultraは再び大型化し、その後ASUSがスマホ事業撤退したこともあり購入には至らなかった。
しかし、ASUS社の自作PC界隈やゲーミング界隈におけるブランド力は確かだ。PCパーツに関しては老舗であり、自分も何度か購入してきたため絶対的な信頼を置いていた。また、今回初めてASUSのサポートを受けたが、聞いていた噂ほどひどい対応ではなかった。というか普通に良い方だと思った。(価格は置いといて)
信頼しているメーカであり、非常に気に入って使用していたZenfone10が、このような終わり方になってしまったのは非常に残念だった。(それでもマザーボードは今後も買うけど)

